虫のお口はどんな形?もぐもぐタイムも見てみよう!!さがして!はっけん!むしむしかがく実施レポ☆

 こんにちは。こども環境体験コーディネーターの河田麻美(あさちゃん)です。10月になり、日中もずいぶん過ごしやすくなりましたね。涼しくなって、虫とりも思いっきり楽しめます!

 さて、先日(2025年10月5日)、エコロコパートナー施設のバンドー神戸青少年科学館にて、エコロコおやこさがして!はっけん!むしむしかがく」を開催しました。青少年科学館さんと一緒にエコロコおやこをするのは、今年で3回目。毎回テーマを変えて、いろいろなことにチャレンジしています。“拡大観察×おもしろ実験”をキーワードに虫のふしぎに迫ります!!

 今回のテーマは「口」。虫の口はどんな形をしているかな?どんな風に食べるかな?虫の口と人の口はどんな風に違うかな?拡大観察とおもしろ実験で、虫の口のふしぎに迫りました!

当日の様子

 当日(2025年10月5日)の天候は曇り時々雨。「虫さがし、できるかしら・・・・?」と直前までひやひやするお天気でしたが、なんとか、すべての回で虫さがしが出来ました!当日は、60分のプログラムを午前1回、午後2回と、3回実施しました。おかげ様ですべての回が満席で、総勢19組69名の方にご参加頂きました。エコロコ訪問園のお友達も、チラシを見てきてくれましたよ♪

さぁ、まずは、ごあいさつをして、虫とりポイント(チャック付きポリ袋を活用した虫の観察など)の紹介。お話のあとは、みんなで科学館のお庭(正面玄関)へGO!

ごあいさつ・虫とりポイント紹介

直前まで雨が降っていましたが、ちょうど雨がやんで、みんなで虫とりができました!!

科学館の周りで虫さがし

 オカダンゴムシ、ヒゲジロハサミムシ、コガネムシの幼虫、エンマコオロギ、オオモンシロナガカメムシ・ツヤアオカメムシ、 オオキンカメムシ、シジミチョウ、ホソヒラタアブ などがみつかりました。なんと、ヤモリもいましたよ!!

みつけた虫を、みんなで拡大観察!!

虫さんのお口はどんな形かな?カメムシは植物の汁を吸うから、ストローみたいな「吸うお口」ですね。虫の口はエサに適した形をしています。

カメムシの吸う口を観察

蜜を吸う、チョウも「吸うお口」ですね。使わない時は、小さく巻いていますが、蜜を吸う時はのばします。

ナシの果汁を吸うモンシロチョウ

チョウの口はとても細い管なので、液体は触れただけで管の中に吸い込まれるそうです。

どういうことかな!?実験してみよう!!科学館の樫原さんにバトンタッチして、実験です!!

ストローの先を色水につけるとどうなるかな!?

そして、最後はトノサマバッタのモグモグタイムをみんなで観察!!

トノサマバッタが葉っぱをモグモグ

葉っぱを、トノサマバッタのお口に近づけると、前脚でしっかりと持って、モグモグ食べていきます。 お口をよくみると、人間のお口とは全然違いますね。 人間の口は上下に動きますが、昆虫はアゴを左右に動かしています。 大あごと小あごを左右に動かし、硬い葉をバリバリと割って、上唇と下唇で、ちぎった葉が口からこぼれ落ちないようにしているそうです。4本のヒゲも上手に動かしていますね。

とのさまバッタの葉っぱモグモグ

トノサマバッタが葉っぱを食べる様子(1分28秒)

参加者の感想

子どもとすごく楽しめました。親だけでは出来ない体験ができて、有難いです。また参加させてもらいたいです。(3~5歳児 保護者の方)

とてもおもしろかった!ひとはくにも行ってみたいです!虫好きのこどもも楽しそうでした!(0~2歳、3~5歳児 保護者の方)

なかなか虫を拡大してみる機会がないので、見られて良かった。子どもたちも夢中になってました。参加できてよかったです。(0~2歳、3~5歳児保護者の方)

ちょうどひとはくと迷ってこちらに来ましたので、存分に楽しませて頂きました。虫大好きな子どもたちもあっという間の1時間でした。あさちゃんたち(スタッフ)のキラキラした姿すてきでした!ありがとうございました。(3~5歳児 保護者の方)

ご参加くださいましたみなさん、ありがとうございました。雨がふらないかドキドキでしたが、無事に虫とりも出来てよかったです。虫さんのお口おもしろいですよね!!もぐもぐ食べるところは、いつ見ても感動します。虫さんをみつけた時は、ぜひじっくり観察してみてくださいね!

さて、エコロコおやこ今度はどこでするかな?こちらのページもぜひご覧くださいね▷