"あそび"起点の"しぜんたいけん"
"あそび"起点の"しぜんたいけん"
「あそぶことからはじめよう!」
ひょうごエコロコプロジェクト推進委員の山中詩子(うたこさん)です。
この度、2024年3月でキッピー山のラボのお仕事をおえることとなりました。
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)は、兵庫県立有馬富士公園の中にある「子どもたちにとっておきの思い出を!(たいけん)」をコンセプトとした施設です。
キッピー山のラボでは、土日祝を中心に様々なイベントを開催しています。私がこの4年間で携わったイベントの中で、子どもたちの日常に繋がりそうな遊びを一覧にまとめました。
園でいろいろアレンジして遊んでたいけんを広げていっていただけたらと思います♪
ぜひご覧ください。
「あそぶことからはじめよう!」、遊びの起点は子どもたちの好奇心です。
園の日常の中で自然とのつながりを育む"わ"が兵庫県から広がっていくことを願っています。
▶「0~3さいのしぜんあそび」ヒントブックはこちら
アソビのちから、こどものチカラ
私はこどものための博物館や保育園や地域…と、これまでいろんな場所で乳幼児期の子どもの遊びの環境づくりに携わってきました。私が子どもの遊びの世界にひかれるのは20歳の時に子どもとアート(表現)の現場に出会えたことに始まります。大学で社会福祉を学ぶ中で、子どもたちの主体的な活動である遊びに、社会を幸せにするチカラ(ヒント)があるように直感し、子どもから学ぼう!と自分なりにこれまで探究を続けてきました。あれから、20年余りの月日がたったのかと感慨深くなります。キッピー山のラボでは、過ごす時間の中で、子どもがのびやかに自然と出会いそれぞれの体験が広がって行く様子に立ち会え、好奇心を起点にプロセスを重視した"子どもにとってのラボ"であることをとても素晴らしく思います。
当館には様々な領域から自然と子どもをつなぐコミュニケーターが活躍しています。子どもにとっての自然体験とはなにかと日々試行錯誤しながら切磋琢磨し、それぞれの表現で手渡す真剣さや情熱を感じる施設がここ三田にあることは素晴らしいことだと思います。私もそうした仲間との交流から自然への、そして、子どもへの理解が深まりました。
なにより、私はこの場所のゆるやかであたたかい素朴な時間をとても心地よく感じます。子どもから学ぶことと同様に、いろんな人や自然からもたくさんのことを学ぶ4年間でした。
ひょうごエコロコプロジェクトのパートナー施設でもある"キッピー山のラボ"(三田市有馬富士自然学習センター)の取り組みを多くの方に知っていただけたらと思います。
そして、ぜひ遊びにいらしてください~♪
▶キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)について
あそびで創る暮らしの発想
「ひょうごエコロコプロジェクト」には準備室の頃から仲間入りさせていただいてます。
私事ですが、この度、子どもを授かり、母となります。これからは自身の子育ての中で、これまで培ってきたことを暮らしにつなげていけたらと思います。
そして、この4年で感じた「人と自然のつながり」をこれからどんな風に自身の暮らしの中で自分のライフコンセプトである「あそびで創る暮らしの発想」にかえ、どんな風に自分がこれから表現し、大切に育んでいけるかも楽しみです。
【ひょうごエコロコプロジェクト 推進委員 山中詩子】