アオスジアゲハを育ててお絵かきしたよ!その2(芦屋市立岩園保育所)
前回はさなぎを見守っているところまでお話し聞かせてもらいました。
先生、つづきのお話聞かせてくださーい!
はーい!「とげちゃん」、「くららちゃん」、「みどりちゃん」と名前をつけた3匹のアオスジアゲハのさなぎからチョウが羽化する時に子どもたちはたくさんの発見をしていました。
とげちゃんのさなぎは一回落ちてしまったのでしたよね?!
はい、紙でアイスのコーンみたいなさなぎケースを作りました。
そのとげちゃんが6月15日(火)に一番最初に羽化したので、みんな驚いていました!
おとな(成虫)になったとげちゃんを見て、みんなどんな発見がありましたか?
成虫のとげちゃんをチャック付きのビニール袋に入れて、みんなで観察しました。
トコトコ歩いてる!からだに毛が生えてる!
羽化するところは見れたのですか?
見れなかったんですが、子どもたちからも、いつおとなになったのかな?という疑問が出ました。
そこで、前の日18時に見たときはサナギだったのに、次の日の朝7時には羽化していたことを確認して、同じ時間の自分たちの生活を思い出して、チョウにも時間が流れていることに思いをはせていました。
他にも何か発見がありましたか?
抜け殻になったさなぎを触って、さなぎの上部が大きく破れていることを見つけて「ここから突き破って出てきたんやな」「筋肉すごいな」とさなぎからチョウになって出てくる羽化ごっこをしてました!
みんなの羽化ごっこ、見てみたかったです!
とげちゃんに続いて、くららちゃんは2日後、みどりちゃんは6日後に羽化したんですよね?
はい、みどりちゃんは3匹のうち唯一卵から育てたのですが、他の2匹よりも小さい幼虫でした。
でも同じ日にさなぎになったので、子どもたちは「早すぎる」「もう少し大きくなると思ってた」と早くさなぎになったことにがっかりしてました。
出てきたチョウも小さかったんですか?
子どもたちは「さなぎは小さいかと思ってたけど、そんなに大きさかわらへんな、よかったわ」と言って、歓迎していました。とげちゃんの時に毛が生えていると言っていたので、スコープ(拡大装置)を使って見ました。すると毛がしっかり見えて、体だけでなく羽からも毛が生えていることを発見していました。
よーく見たあとに描いたのがこの絵ですね。一人一人見つけた色、感じた色や模様を表現している様子ですね。一つずつちがってステキですね!
毛があることなど他にも発見があったので、台紙をチョウ型に切るかどうか迷ったのですが、今回は色に注目するためにチョウ型に切った台紙を使いました。
最近、また園のクスノキで卵と幼虫を見つけましたよ!
今年2回目のアオスジアゲハを育ててみます!
やったー!またお話聞かせてくださいね!