この「あな」な~んだ?~自然の中で「あな」や「てんてん」を探そうⅡ~
みなさんこんにちは! あやちゃんからバトンを引き継ぎ、つづいては、あさちゃんが自然の中でみつけた「あな」を紹介しますね!
あさちゃんがみつけた「あな」の正体は一体なんでしょうか? いっしょに考えながら、見てもらえるとうれしいです♪
先日、2022年7月21日に訪問した保育園さんの向かいの公園で、小さな穴をたくさんみつけました。
木の根の近くに、1つ、2つ、3つ・・・・。
近づいてみてみると・・・。地面に同じくらいの大きさの穴があいています。穴が二つ並ぶとなんだかお顔みたいですね。
でもお顔ではありません。さぁ、この穴なんでしょうか??
あっ、ここにもみ~つけた!!またまた、木の根の近くで発見!!
穴の近くをみてみると・・・・。
あっ!!セミのぬけがらみ~つけた!!
もうわかりましたか?
そう!!この地面にあいた穴は「セミの幼虫が出てきた穴」なんです。
えっ!?セミの幼虫って土の中にいるの!?っとちょっと意外ですね。ふだん私たちがよく目にするセミ(成虫のセミ)からは、想像がつきませんね。
セミは一生の間に、住む場所が大きく変わります。セミの成虫は木に卵を産み、卵からかえった幼虫は自分で木から降りて、土にもぐります。そして、幼虫は土の中で木の根の汁を吸って、何年もかかってゆっくり成長します。
成長した幼虫は、夕方から夜にかけて、土から出て、木などの適当な場所をみつけて、最後の脱皮(羽化=うか)で大人のセミになります。セミの羽化について、詳しくはこちら「【動画】せみの羽化をお祝い」をご覧くださいね。
「あな」の正体がわかると、公園や園庭の見かたや楽しみ方が変わるかもしれませんね。
お庭はかせは「セミの幼虫が出てきた穴」からどんなことを考えますか?
セミの幼虫は種類にもよるけど、6~7年は土の中で成長するよね。ということは、その木が植わっている場所は少なくとも6年ほど前からあるということだね。
新しく整備した園庭や公園ではセミの穴はみられません。大きな木のある場所の方がセミの穴が多いような気がするな~。もしかしたら、長い間安定している場所を選んでセミのお母さんは、卵を産んでいるんだろうか?・・・。だとしたらすごいけど。
なるほど!!そんな観点でみたことなかったです。セミの幼虫からその場所のことが読み取れますね!
そういえば「セミの穴がどういうところに多いか」調べた園さんがいるって聞きましたよ~!あやちゃん教えてくれますか?
はい、先日、加古川幼稚園の園児さん達から面白いお話をお聞きしましたよ〜
加古川幼稚園の園庭では、ビワの木の周りが一番たくさんセミの穴があったことを教えてくれました。
「どうしてこの木に多いんだろうね」って むしはかせ といっしょに考えました!
みなさんの園庭ではどうでしょう?
どんな木がセミに人気か調べる「セミのあな探険隊」、やってみたらいかがでしょうか〜?
お隣の園さんとのお手紙を交換して、お互いに探検隊の結果を交換すると楽しいかも!?
「セミのあな探検隊」いいですね!!みんなで調査して考える、すてきな研究です(^O^)
セミのあなマップを作ってみてもいいかもしれませんね♪
さぁ、つぎの「あなあなてんてん」はどんなお話でしょうか?楽しみにしていてくださいね♪
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ひとはく
8/11(木・祝)10:30〜14:00
会場:人と自然の博物館 4階実習室
参加無料
ひとはくイベント詳細はこちら 👉 エコロコおやこ「あなあなてんてん」
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キッピー山のラボ
8/18(木)、8/19(金)11:00〜15:00(休憩12:00~13:00)
会場:キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)プレイルーム
参加無料
キッピー山のラボ イベント詳細はこちら 👉 8/18(木)8/19(金)