いつの頃からか遠ざかっていた自然の世界。
みなさん、こんにちは。
エコロコ事務局、兵庫県環境政策課のヒロです。
私は兵庫県内のまぁまぁ田舎な緑豊かな地域で育ちました。家の周りは田んぼと山。田植えの終わった田んぼから聞こえてくるカエルの大合唱をBGMに、夏の夜を過ごしていたことを思い出します。(実は今でもカエルの鳴き声を聞くとホッとするんです。)
近所に公園もなかったので、学校から帰ると近くの小川にザリガニとりに行ったり、山へセミとりに行ったり、シロツメグサや彼岸花で花飾りを作ったり、稲刈りの終わった田んぼで野球をしたり・・・、ほんとにずっと外で遊んでいました。
カブトムシもクワガタも山にいっぱいいたので、素手で簡単に捕まえられていたし、アケビもそのへんに実っているのを採って食べ、レンゲの蜜も帰り道にいっぱい吸って楽しみながら帰ってました。
そんな私も大きくなるにつれ自然の中で遊ぶことが減り、今ではセミも素手で触れないほどに。そして、一度遠ざかってしまうと、なかなか昔のように自然の中で遊べなくなってしまうんですね・・・。
昨年から環境政策課で「ひょうごエコロコプロジェクト」に携わるようになり、県立人と自然の博物館の虫博士(八木先生)、植物博士(小舘先生)と一緒に保育園や幼稚園等に「しぜんたいけん」にお邪魔させていただき、自然と触れる時間が増えてきたことで、私の自然愛も少しずつ戻ってきています。
虫や植物の知識を得るんじゃなく、からだ全体を使って"感じる"ことのできる「ひょうごエコロコプロジェクト」。
その中で私が「えぇ~っ!!そうなの!?」と初めて知ったことや、「かわいい!」「おもしろい!」と感じたことなどを、そのまま飾らない言葉でみなさんにお伝えしていけたらと思っています。
一緒に自然を感じていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。