しぜんえんそくin考古博物館 ~どんぐりつぶし&どんぐりころがし~

 2022年11月29日(火)、エコロコパートナー施設の兵庫県立考古博物館にて、エコロコしぜんえんそくを実施しました。明石市にあります、ゆたか保育園の年長さんと年中さんがバスに乗ってきてくれました。当日の天候は雨でしたが、博物館の広い軒下を使って、どんぐりプログラムを体験してもらいました。

 まずは、お部屋の中で元気いっぱいご挨拶と自己紹介。考古博物館の「やまじ~(山本さん)」、人と自然の博物館の「か~くん(大平研究員)」、同じくひとはくの「あさちゃん(河田コーディネーター)」、「しーさー(遠藤さん)」が自己紹介。ゆたか保育園のみんなはすぐにお名前を憶えて呼んでくれました。

まずはご挨拶と自己紹介

 自己紹介の次は、エコロコ特製どんぐりぬいぐるみを使ってどんぐりの生長のお話。「どんぐりは、どんな風に大きくなるのかな?」「つぎは何がでてくるかな?」みんなにも一緒に考えてもらいました。

     

 どんぐりのお話の次は、どんぐりつぶしどんぐりころがしを体験。人数が多いので年長・年中の2グループに分かれての体験です。

 どんぐりころがしでは、クヌギのどんぐりを、みんなに一つずつ手に取ってもらい、じっくりと観察。自分のどんぐりとお友達のどんぐりを比べてみると、どうかな?1つ1つ形の違うどんぐりは、ころがり方も違うかな?長~いレーンや、音のなるレーンでころがしてみました。

 どんぐりつぶしでは、考古博物館のやまじ~(山本さん)がみんなに教えてくれました!

 昔の人にとって、どんぐりは大切な食べものだったそうです。でも、そのままでは食べられないので、まずは固いからを砕いて、中を取り出し、粉々にしてクッキーみたいにして、食べていたのではないかと考えられています。昔は今みたいに、食べものがたくさんなかったので、みんなで工夫して食べ物を集めていたんですね。

 ゆたか保育園のみんなには、そんなどんぐりつぶしを体験してもらいました。石皿とたたき石を使ってコンコンコンと上手に取り出せていました。

どんぐりつぶしに、どんぐりころがし、どんぐりづくしのえんそくでしたね!ゆたか保育園のみんなどうもありがと~!

ゆたか保育園  川本先生

 どんぐりと仲良しになれた遠足でした。今までどんぐりの帽子だと思っていた部分が、パンツだったなんて驚きでした。どんぐりの生長の仕組みを知った子どもたちはご家族の皆さんに対し、まるでどんぐり博士になったかのようにお話をしていたようです。
 子どもたちの中で自然愛が育まれるような、心動く経験を積み重ねる毎日をこれからも過ごしていきたいと感じました。

あさちゃん(こども環境体験コーディネーター)

 エコロコプロジェクトでは、エコロコパートナー施設15ヶ所のそれぞれの自然をいかした体験プログラムをご用意しています。
 これからもスペシャルなえんそくをお届けしますので、楽しみにしてくださいね!
えんそくの詳細はこちら▶︎ エコロコしぜんえんそく

えんそくレポ

Posted by あさちゃん