どんぐりの観察日記① ~「根っこ」ってすごいよ!

こんにちは。こども環境体験スタッフのすぎちゃんです。
今年度も、たくさんの園児さんと一緒に「どんぐりたいけん」や「どんぐりえんそく」をしました。
どんぐりがどのように木になるかを ”ぬいぐるみ” や ”なりきりたいそう” でたいけんしました。
「ぐんぐんどんぐりこ~なりきりたいそう~」の歌の中にもありますが、地面に落ちたどんぐりから最初に出てくるのは?

そう!「根っこ」ですね。
根っこってどんな風に伸びるんでしょうね?根っこが育っていく様子を観察してみることにしました。

10月の終わりに、葉っぱ博士から、根っこが出たどんぐりをもらいました。
どんぐりの頭の方から根っこが「チョロン!」と出て、5cmくらい伸びていました。
どうやって育てようかなと考えていると、エコロコでおなじみの「ばったゲッター」(ペットボトルを加工したもの)が目に入り、どんぐりを置いてみました。
下に向けた飲み口のところが細くなっていて、どんぐりを置いても下に落ちません。
また水を入れると根っこだけが水に浸かり、根っこの様子がよ~く見えます。
「ばったゲッター」ナイス 👍

週明けに事務所に来てみると、3日で2cmも伸びていました。

8日目でとうとう、底まで伸びました。

この太い根っこは主根(しゅこん)といいます。
主根しゅこんからも、さらに細い根っこが伸びてきました。これは側根(そくこん)です。
白かった主根しゅこんが茶色くなってきました。これは木化(もくか)というそうです。

根っこの成長は日々変化があり、ワクワクします。

日々、成長していくどんぐり。根っこに注目していましたが、新しい変化がありました。

主根しゅこんの付け根の部分がふくらんできて、赤くなってきました。
赤い部分は、どんぐりの双葉の軸です。
双葉はまだ堅い殻の中ですが、軸はちゃんと2本に分かれています。
軸の間には、白い毛がたくさん生えた、薄い緑色の部分が見えます。
葉っぱが伸びる準備をしているのです。

そして、水耕栽培から約1か月後、茎が伸びて、最初のおとなの葉っぱが開きました🌱

すぎちゃん

根っこは下に、茎は上に向かって伸び、そして葉っぱも、どんどん成長しています。
日々、成長し変化を見せてくれるどんぐりの水耕栽培はとても楽しいです。
また、続報をお届けしますね。
エコロコウェブサイトには、エコロコ流どんぐり図鑑もアップロードされています。
どんぐりのことが知りたい方は、のぞいてみて下さいね。

2023年1月17日植物どんぐり

Posted by すぎちゃん