【夏を満喫!】With エコロコプロジェクト@キッピー山のラボ《2020.8》

エコロコプロジェクト 推進委員の山中詩子です。私が現在″コミュニケーター″としてお仕事している三田市有馬富士自然学習センター(キッピー山のラボ)で、エコロコプロジェクトのみなさんと子どもたちと夏を満喫できました。

この夏、3つの体験プログラムを″With エコロコプロジェクト″として子どもたちに手渡すことができました。″おやまアトリエ″では有馬富士公園のくさばなを凍らせた氷で描くにじみ絵遊び、″こつぶっこ〜はっぱであそぼ〜ではいろんな葉っぱにふれて遊びました。そして、″エコロコ3days〜むしさんデビュー〜″では、いろんなムシにふれたり、拡大して大きな画面でみてみたりしました。(最終日の様子はこちら→https://kippy-labo.jp/ecoloco0816/

かけぬけた夏休みの日々はふりかえるととても充実した気持ちになります。新型コロナウィルスの影響でなかなかいつものように子どもたちと″体験″の場を共にすることは難しい現状はありながらも、制限のある状況をいろいろ知恵を出し合って乗り越えながら考案し実施した体験プログラムばかり。いちばんは子どもたちに″いきた体験″を届けること。子どもたちの日常も大きく変わったことでしょう。だからこそ、今一度、私たちが今届けれる"体験"について考えうみだすチャレンジでもありました。この夏、子どもたちのとてもいきいきとした表情がみれ、その場に子どもたちの、家族の時間が流れていたことが、とてもとても嬉しいです。

子どもをまんなかに″いきいき″と。

子どもたちの″楽しい!″の気持ちにたくさん立ち会えたことと共に、今回、″withエコロコプロジェクト″を通して、またひとつ子どもたちの場のつくり方や体験の届け方について様々な人の考えにふれ視野を広げることができた体験となりました。

私は乳幼児期の子どもたちの遊びの環境デザインとして″ワークショップ″という形態にひかれ、これまでいろんな実践を行ってきました。ワークショップの主役は体験をする子どもたちひとりひとりにあること、そして、一期一会の相互作用というかイキイキとした交流のライブ感が私が遊びの環境としてワークショップに魅力を感じる大きな理由です。

毎回、自分の想像を悠々と超えてく子どもたちひとりひとりの言動や子どもたち同士の交流に立ち会うのが楽しくて仕方ありません。もちろん、内容や準備やナビゲートにもあれこれ試行錯誤や創意工夫を重ねますが、はじまったら、どこか、空っぽになるというか、子どもたちにその時間をまるごとゆだねてその場でうまれるなにかに立ち会い見届ける…そんなまなざしをもつことを大切に行っています。そんなわけで、私が大切にしてきたことのひとつが、ひとつひとつのワークショップの中で子どもたちの中で何が起きたかを読み解く時間・まなざしの共有(ふりかえり)です。

今回、エコロコプロジェクトのみなさんと共に時間を過ごし、子どもたちの体験をまんなかにたくさん話ができたことがとても面白く刺激的でした。また、″エコロコ3days″では私の知らない″むしさん″の世界にふれ、エコロココーディネーターのお二人が子どもたちと醸し出す時間を堪能できました。自分ひとりでは気づけないまなざしがたくさんあり、大収穫!また、エコロコプロジェクトで出会ったある幼稚園の先生もあるプログラムに遊びにきてくださり、ふりかえりを共有いただくこともできました。それぞれの日常の活動場所は違っても、こんな風に、子どもたちを真ん中に″体験″について話しあえる繋がりをいただいてることにとても喜びを感じました。きっとこのイキイキとした感覚は今後私の中にいきていくと思います。次にやってみたい遊び(ワークショップ)のアイデアもうまれましたし〜♪

こういう体験の広がりや深まりも″エコロコプロジェクト″ならでは!の魅力✨ですね〜。

家族でたいけん

Posted by 山中 詩子