カブトムシのサナギが土から出てきちゃったら?

皆さんの園ではカブトムシを育てていませんか?
夏が近づき、そろそろサナギになる時期ですね。
先日、園の先生からカブトムシのサナギが土から出てしまっている!
とご相談がありました。
カブトムシは自然の中では朽ち木や腐葉土の中で蛹室(ようしつ)を作って、その中でサナギになって、蛹室を足場にして踏んばって羽化するので、蛹室に代わるものを作ってあげるといいみたいです。
いろんな方法があると思うのですが、前に博物館でやってみた方法をお伝えします。
①お花用のオアシス(吸水スポンジ)を用意します。

オアシスは100均でも手に入ります。大きさは飼育ケースに合わせてカットできます。
②オアシスを水につけて湿らせます。

③カブトムシのサナギが入るサイズの穴を、スプーンでくり抜きます。


④カブトムシのサナギを入れます

⑤飼育ケースに入れます

⑥羽化するのを応援しながら待ちます



調べてみると、トイレットペーパーの芯や画用紙などで作る方法もあるみたいですね。皆さんも色々試してみてくださいね!