くらぶ限定企画“いきいきおちば”で作ろう!あそぼう!実施レポ☆

 こんにちは!こども環境体験コーディネーターの河田麻美(あさちゃん)です。先日、2022年12月10日(土)、兵庫県立尼崎の森中央緑地にて、エコロコくらぶ限定企画“いきいきおちば(押し葉)”で作ろう!あそぼう!を開催しました。

 このエコロコくらぶ限定企画とは、エコロコくらぶに登録されている幼稚園、保育園、こども園の先生方に向けた企画で、園の先生とエコロコスタッフが一緒に、楽しみながら、自然物を活用したプロブラムの試行や、意見交換を通してのコンテンツ開発などにチャレンジしています。

 今回は、エコロコパートナー施設の尼崎の森中央緑地パークセンターさんと一緒に企画しました。くらぶ限定企画において、パートナー施設さんとの共催は今回が初となります!それでは、当日の様子を紹介させてもらいますね。

 当日の天候は晴れ!12月とは思えない暖かな日差しのもとでの開催となりました。

 ごあいさつと自己紹介をし、さっそく〝はじまりの森”へ出発です!

 尼崎の森中央緑地パークセンターの石丸京子先生が森を案内してくださいました。赤色、橙色、黄色、赤茶色、綺麗に色づいた森の散策はとても気持ちが良く、参加者同士の会話もはずみます。

 石丸先生に植物のおはなし、紅葉のおはなし、植物あそび、押し葉用の葉の選び方を紹介いただきました。きれいな押し葉を作るポイントは、状態のよい葉をえらぶことです。落ちたばかりの葉を拾ったり、直接木から採取すると良いですよ。

 森からもどり、採取した葉を半紙の上にならべてもらいました。色とりどりの葉っぱや木の実を、紙の上に並べるだけで、とっても素敵♡でも、そのまま何もしないと、数日後には、葉の端は丸まり、色もくすんでクシャクシャになってしまいます・・・・・。「葉の色や形を長持ちさせたい」そんな時は“押し葉”がおすすめです。押し葉にすると、自然物の少ない冬の時期も、自然を楽しむことができます。クリスマスやお正月、節分などの年中行事の制作に押し葉を活用するのも良いですね。

 押し葉の作り方について、詳しくはこちらの「“いきいきおちば(押し葉)”を作ろう!」をご覧ください。

 この新聞紙を使った押し葉づくりは、新聞紙を「はさみ紙(葉をはさむ紙)」「吸水紙」と、2通りの使い方をします。葉をはさんだら、上から重しをし、吸水紙を小まめに取り替えます(はさみ紙はそのままです)。葉の種類にもよりますが、だいたい1週間程で完成です。

 一方、短い時間で押し葉を完成させる方法もあります。それは、電子レンジを使う方法です。尼崎の森中央緑地の石丸先生と岡花さんに、電子レンジで押し葉にする方法を紹介してもらいました。葉を、キッチンタオル、段ボール、石板の順ではさみ、輪ゴムで固定。そのまま、電子レンジに入れて、だいだい1分ほどチンします。押し葉が一瞬で出来るのはとても良いですね。”数枚だけ押し葉にしたい”という方にオススメです。

 そして、押し葉を使った工作やあそびをみなさんと一緒に楽しみました。押し葉を使って自由に工作をするコーナーでは、素敵な節分のお面ができあがりました。

 ぽかぽか暖かい日差しのもと、森の散策は気持ちよかったですね。参加してくださった先生方、どうもありがとうございました。

参加してくださった先生<今北保育所 室谷先生>

 尼崎の森で心地よく森林浴を楽しみながら石丸先生から植物の特徴を教えていただき、気づいたら夢中になって葉っぱや木の実を集めてしまいました。また、自然物を活用した遊びや制作など、保育に生かせる内容がたくさんありました。

参加してくださった先生<築地保育所 高嶋先生>

時間があっという間でした!楽しかったです♪
葉っぱを長持ちさせて、冬の制作にも使いたいです。さっそく押し葉します!!尼崎の森子ども達にも体験してもらいたいです。

すぎちゃん(こども環境体験スタッフ)

 おにつのつんつんは2023年1月21日(土)に三田市有馬富士自然学習センター(キッピ―山のラボ)にて、家族向けイベントとして実施予定です。みなさんの参加をお待ちしています♪
イベント詳細はこちらをご覧ください。

2022年12月22日植物

Posted by あさちゃん