幼稚園のおかげで虫好きになりました
こんにちは。八木 剛@兵庫県立人と自然の博物館です。
私は、大阪市内で生まれ育ちました。公立幼稚園に通っていました。
虫に興味を持ったきっかけの一つは、まちがいなく、幼稚園での体験でした。
お庭には毛虫がいましたし、ちっちゃな池には、ヤゴがいました。
ケムシは、お部屋で、ケースに入れて育てていました。
白い蛾になりました。
「ぶらんこ毛虫の歌」は、今でも口ずさむことができます。
遠足は、クラスごとに大きな虫かごを持って、バスで行きました。
つかまえた虫はお部屋に連れて帰って、次の日から、みんなの遊び相手になりました。
そんなことが、鮮明に記憶に残っています。
中学生の頃にはそれなりの「昆虫少年」になっていまして、幼稚園のお部屋にいた毛虫と白い蛾は、ポプラにつくブチヒゲヤナギドクガだということがわかりました。
名前は「ドクガ」ですが、無毒です。
幼稚園の先生は、きっとそのことを知っていたのかな?
一度きいてみよう、と思いながら、長い年月が経ってしまいました。
「エコロコプロジェクト」では、身近な生きものを楽しむための題材を発掘し、プログラムづくりに力を入れたいと思っています。
虫のことなら、なんでもきいてください!