エコロコ実践研修2025 in考古博物館☆実施レポ☆
こんにちは!!こども環境体験コーディネーターの河田麻美(あさちゃん)です。朝晩が涼しく、すっかり秋の気候ですね。さて、先日、エコロコパートナー施設の兵庫県立考古博物館にて、播磨町の幼稚園・保育施設等の先生方を対象にエコロコ実践研修を実施しました。そのようすを紹介させて頂きますね。
研修概要
播磨町内幼稚園・保育施設職員向け エコロコ実践研修
実施日時:2025年9月24日(水)14:00~16:15
実施日所:兵庫県立考古博物館(加古郡播磨町大中1-1-1)
内容・講師:
「正しいむしの扱いかた」 兵庫県立人と自然の博物館 八木主任研究員
「話したくなる!!竪穴住居のひみつ」兵庫県立考古博物館 髙瀬社会教育推進専門員
参加者:播磨町の幼稚園、保育園、こども園の先生方(4園27名の参加)
当日の様子
当日は、播磨町内の4園の先生方27名がご参加くださいました。他園の先生方とも交流が深まるよう、5つのグループに分かれて実施しました。

まずは、ひとはく八木主任研究員による「正しいむしの扱いかた」のお話です。先生方に事前に頂いた質問やお悩みにこたえる形で進められました。「むしは乾燥に弱い、乾かないように飼育ケースよりも、タッパーやペットボトルなどで育てる方がよい。」と八木主任研究員(むしはかせ)が話すと、驚きながらも「なるほど~」と頷かれる先生方の姿が印象的でした。

コツがわかったところで、どのグループがたくさん種類をみつけらるかな?グループ対抗むしとり合戦スタート!





むしとりをしている時の先生方、とっても楽しそう♡あっという間に時間が過ぎましたね。トンボやチョウを全力ダッシュで追いかける姿、ステキでした✨
お部屋に戻って、「このむしは何かな?」とむしみつけたよポスターで調べました。さすがむしみつけたよポスターです!!みつけたむしのほとんどが、ポスターに載っていました。

次は、みつけたむしを1班から順番に拡大観察です。

先生方、たくさんの種類のむしをみつけていました。1~5班まで2巡しましたが、むしの種類がかさなることなく拡大観察できました!みつけても楽しい、観察も楽しい、またぜひ、園でも実践してみてくださいね!
最後は、兵庫県立考古博物館 の髙瀬先生に「話たくなる!!竪穴住居のひみつ」をお話頂きました。

髙瀬先生が「現在の住居と竪穴住居との大きな違いは、壁がないことです。壁を作る技術がないから、屋根が地面までおりてきていて、空間を広げるために地面を掘り下げていますよ。」と、お話されると、そうなんだ~と先生方も頷かれていました。「まずは見て・体感するのが一番、考古博物館に来た際には、復元された竪穴住居跡に園児さんと入ってみてください。真夏と真冬に入って違いを比べると良いですよ。」という髙瀬先生の言葉が印象的でした!
考古博物館に行かれる際は、ぜひ入ってみてくださいね。遠足にもオススメです。
施設に関して詳しくはこちら▷兵庫県立考古博物館 | エコロコプロジェクト
むし、竪穴住居と2つのテーマでの研修会でした。どちらも知れば知るほど楽しくなりますね!ご参加くださいました先生方ありがとうございました。
参加された先生方の感想

グループでワイワイ言いながら虫捕りをして楽しかった。子どもたちの世界もきっと、このように楽しみながら虫捕りを楽しんでいるのだろうなあと改めて感じる機会になりました。

虫の見やすい見せ方や、育て方を教えていただき、子どもたちがより身近に虫を感じられる環境や、より自然に近い状態で育てる環境設定を教えてもらい、とても勉強になりました。明日からの保育に生かしていきたいです。
関連ページの紹介
エコロコでは、兵庫県内の幼稚園、保育所(園)、こども園の先生を対象に、植物、むし、園庭に関する研修会を無料で実施しています。ご興味のある方は、ぜひこちらのページをご覧ください。
むしみつけたよ〜園児たちのむし図鑑~についてはこちら
今年も、考古博物館にて11/1、11/2にエコロコおやこどんぐりおままごとを開催します。エコロコおやこについてはこちら
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