ナスやトマトの葉っぱを食べる犯人は、てんとうむしだった!!
やぎ@ひとはくです。こんにちは。
「しぜんたいけん」では、たくさんの園を訪問させていただき、発見がいっぱいで、とても楽しいです。
みなさんの園でも、きっと、野菜を育ててますよね。
ミニトマト、ナス、ジャガイモ、キュウリ、サツマイモ、などなど。
プランターでも、畑でも、野菜には、いろんな虫さんがやってきますよ。そこで、
園庭の野菜にやってくる虫さんシリーズ
を、してみようと思いつきました。どれくらい続くかわかりませんが。
ほら、ミニトマトの葉っぱが、虫さんに食べられています。
食べ痕があれば、きっと虫さんががいるはずです。さがしてみましょう。
ほ〜ら、いました。テントウムシです。
こちらの園では、ナスの葉っぱにいましたよ。
葉っぱの、やわらかいところだけをかじって、スジは残しています。
おもしろい食べかたですね。
虫によって、食べかたもちがいますよ。
でも、みんながよく知ってる「ナナホシテントウ」とは、なんだか、違いますよね。
つぶつぶの数が多いです。
星の数を、数えてみてください。
数えましたか?
28個あったでしょう。なので、この虫は、ニジュウヤホシ(二十八星)テントウという名前になりました。
みんながよく知ってるナナホシテントウと、ツーショット!
ニジュウヤホシテントウの方が、ちょっと小さいね。
ナナホシテントウはツルツルしていますが、ニジュウヤホシテントウは、つや消しの感じです。細かな毛がたくさん生えているからです。
葉っぱの上でじっとしてておとなしいので、子どもたちも先生も、気づいていないことが多いようです。
「葉っぱを食べた犯人がテントウムシだったなんて・・・先生、ショック!!」という声もありました。
テントウムシにもいろいろあって、草食系のものもいるのでした。ナナホシテントウが、あまりに有名なので、ほかのテントウムシが、霞んでしまうのですね。
ナス、トマト、ジャガイモ(これらすべて、ナス科の植物です)を育てている園には、きっとニジュウヤホシテントウがいると思います。さがしてみてください。
幼虫も、葉っぱを食べますよ。
幼虫は、ふしぎなすがたをしています。
お部屋で育ててみると、きっと楽しいですよ。
ニジュウヤホシテントウがいた園:洲本市立大野幼稚園、仁川ウエル保育園(宝塚市)、たちえ幼稚園(神戸市兵庫区)
ほなら!