とんぼ【むしみつけたよ〜園児たちのむし図鑑】

トンボは、子どもたちの目にも止まりますが、つかまえるのは、とても難しいです。昆虫の中でも、ひょっとしたら、あらゆる生物の中でも、もっとも上手に空を飛ぶ生きものですからねっ!


あおもんいととんぼ

近くに田んぼや池がある園では、畑や園庭の草むらにいることがあります。ポットで稲を育てていると、やってくることも。

あおもんいととんぼ(おす)
小さな虫を食べています
めす
おすもめすも、若いときは、こんな色

🏠 草がよく茂った水たまり、水辺に近い草むら。

🍙 飛んでいる小さな虫を空中でつかまえて、食べます。


うすばきとんぼ

夏になると、やってきます。園庭のまん中を飛び回っていますが、園児がつかまえるのは、とても難しいです。

うすばきとんぼ(老熟したときの色)
若いときは色がうすい
群れ飛んでいる姿がよく見られます

🏠 明るい広場。休憩するときは、枯れ枝にぶらさがっていることが多いです。

🍙 飛んでいる小さな虫を空中でつかまえて、食べます。


しおからとんぼ

春から、秋まで、草むらで見られます。

しおからとんぼ
成熟したオス

🏠 水たまり、プール、小川、田んぼ。その近くの草むら。

🍙 飛んでいる小さな虫を空中でつかまえて、食べます。

⚠️ がぶっとかまれると、けっこう、痛いですよ。

おおしおからとんぼ。眼が黒いです。

なつあかね

オスは、顔まで真っ赤になります。赤とんぼといえば、アキアカネが有名ですが、アキアカネは、兵庫県にはあまりいません。ナツアカネの方が身近に見られます。

兵庫県には20種近くのアカトンボがいます。詳しく知りたい方は、「プチ図鑑 兵庫の赤とんぼ」をご覧ください。

なつあかね(おす)
なつあかね(めす)
田んぼの近くにいます

🏠 近くに田んぼのあるところにいます。10月頃、枯れ枝の先や電線にとまっています。高いところにとまっていることが多く、子どもたちには見つけにくいです。

🍙 飛んでいる小さな虫を空中でつかまえて、食べます。

こちらが、あきあかね。(↓)

あきあかね
あきあかね(めす)

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2021年2月23日むし図鑑トンボ

Posted by やぎ