カマキリの赤ちゃんが生まれました・・・

秋に大活躍したオオカマキリが残した卵。お部屋に置いておりました。

その卵から、2月10日、赤ちゃんが生まれました!!

新年度募集の準備に忙しいエコロコスタッフも、心なしか、なごんでおります。

いっせいに出てくるのですね。

ちっちゃくても、姿形は、ちゃんと、カマキリです。かわいいです。

さて、ここで問題です。

この子たちは、どうなるのでしょうか!?

1.弱い子が食べられて、強い子が生き残る

2.何も食べずに、みんな、死ぬ

それでは、経過を見てみましょう。

2月10日、生まれた日です。

元気に歩き回っています。

卵の中の栄養分があるので、しばらくは元気なんでしょう。

空腹になったら、何が起こるのかな?

2月13日

3日経ちました。

そろそろお腹が空いて、殺戮が起こってるんじゃないかな、と思いきや、半分くらいは、弱って、動かなくなっています。

すでに死んでる個体もありますが、食べられた形跡はありません。

2月17日

一週間、経ちました。ほぼ、全滅です。

弱った子が食べられるのかと思っていましたが、何も食べずに、みんな死んでしまいました。

悲劇ですね・・・


こういうことにならないよう、カマキリの卵を、室内に置いては、いけません!

それなら「お外に逃がしてやればいい!」

いえいえ。寒い時期ですから、食べ物がありませんし、動けません。

逃がしてやる=「死」を意味します。この記事のように、死を目の当たりにしないだけのことです。

ちょうちょの蛹(さなぎ)も、暖房の効いたお部屋に置いておくと、このカマキリと同じように、まだ寒い時期に羽化(うか)してしまいますよ。

生きものを育てるには、自然状態での環境に、できるだけ近づけてやることです。季節を間違えてしまっては、取り返しがつかなくなります。

エコロコスタッフたち、このカマキリたちに涙しつつも、救出することは、できませんでした。

寒いときは、寒いところで。それがいちばんです。


<追記>
むし博士が「オオカマキリの赤ちゃんがうまれた〜!!」と言っている時に、かわいい赤ちゃんカマキリになごみつつ、実はエコロコスタッフあやちゃんはとてもドキドキしていました…
なぜなら…秋に飼っていたコカマキリが産んだ卵をどこにしまったか覚えていなかったから!!!😱

そして、数日後見つけたら、こんな事に…

全員死んじゃっていました…かわいそうなことをしてしまいました…
カマキリの卵はお部屋の中に置いてたらダメですね😭
あやちゃんも深く反省です…

2022年2月20日エコロコだよりカマキリ

Posted by やぎ