かまきり・ごきぶり・はさみむし【むしみつけたよ〜園児たちのむし図鑑】
かまきり
おおかまきり
いちばん大きなカマキリです。チョウセンカマキリによく似ていますが、後翅(うしろばね)は、紫色をしています。前脚(まえあし)の付け根の模様は、ぼんやりしています。体の色は、緑色か枯草色です。
🏠 背の高い草むら。林の縁によくいます。
🍙 虫をつかまえて、食べます。
⚠️ カマキリをさわろうとすると、ひっかかれたり、かみつかれて、痛いです。安全なさわりかたについては、こちらの記事をごらんください。
→ 「かまきりリレー」にチャレンジ
こかまきり
5cm前後の、小さめのカマキリです。前脚(まえあし)と胸部の腹面に、黒い模様があります。ほとんどは枯草色の個体ですが、たまに緑色のものもいます。
🏠 草むら。枯草の間に、よくいます。
🍙 虫を食べます。
ちょうせんかまきり
オオカマキリに次いで、大きなカマキリです。前脚(まえあし)の付け根に、オレンジ色の模様があります。後翅(うしろばね)は、淡い褐色です。体の色は、緑色と枯草色があります。
🏠 背の高い草むら。明るい草地に、よくいます。
🍙 虫を食べます。
はらびろかまきり
がっしりした体つきのカマキリです。前脚(あし)に黄色いつぶつぶがあります。鮮やかな緑色ですが、稀に、褐色の個体があります。
近年、ひとまわり大きな「ムネアカハラビロカマキリ」が隣国から入ってきています。前脚や胸部の腹面の模様がちがうので、区別できます。
🏠 草や木の上。花の上。
🍙 虫をつかまえて食べます。
⚠️ お尻から、寄生虫のハリガネムシが出てきて、びっくりすることがあります。ハリガネムシは人体に害はありません。
かまきりの赤ちゃん
姿はカマキリですが、赤ちゃんは、指先くらいの大きさです。
🏠 草むらにいます。
🍙 小さな虫をつかまえて、食べます。
かまきりの卵
カマキリは、たくさんの卵を一度に産み、泡で包みます。泡は、固まると、スポンジのようになります。このかたまりを卵嚢(らんのう)といいます。
種類によって、形がちがいます。
🏠 草の茎や木の幹など
🍙 卵なので何も食べません
ごきぶり
もりちゃばねごきぶり
落ち葉のあるところで、ダンゴムシをさがしていると、いっしょに見つかります。
おうちの中に出てくるごきぶりとは、ちがう種類です。
🏠 落ち葉の間にいます。
🍙 食べ物は、枯れ葉など。
はさみむし
おおはさみむし
大人になると4cm近く、ハサミムシとしては大型です。体の色は赤味がかっています。立派なハサミがあってかっこいい虫です。
🏠 プランターの下などにいます。
🍙 生きた虫をつかまえて食べる、のかな?
ひげじろはさみむし
2cmくらいです。アンテナ(触角)に白いところがあり、脚(あし)も白いです。ハサミはあまり大きくありません。
冬に、チビクワガタをさがしていると、朽木の中でたくさんみつかることがあります。
🏠 落ち葉の下、プランターの下など
🍙 何を食べてるんでしょうね?
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