バッタがたまごを産んだよ!! バッタの産卵は、意外と簡単、かも

バッタは、土の中に卵を産みますよ。

でも、どうやって産むのかな・・・? チャレンジしてみよう!!

むしはかせ

じつは、じぶんも、初めてだったのです!
虫そだてるの、苦手でして・・・

ということで、やってましたところ、ちょっとコツがありますが、ちゃんと産んでくれました!

みんなのお部屋でもできると思うので、ぜひやってみてください。

バッタのオス・メスのみわけかた

卵を産むのはメスなので、まずは、メスのバッタをみつけましょう。

おんぶしていたら(オンブバッタじゃなくても、おんぶします)、下にいる大きい方がメスです。

1匹だけのときは、しっぽの先を指でつんつんさわると、オスとメスのちがいが、わかりやすいです。

バッタのメスには、しっぽの先に、ちっちゃな「スコップ」がついていて、それで、土を掘り進んでいくのです。「スコップ」は先が硬く尖っているので、見た目でも手触りでも、わかります。

まだらばった
おんぶばった。メスのスコップにはギザギザがついてますね。

下から(お腹から)見たところです。メスのしっぽの先は、くちばしみたいに見えます。

まだらばった(左)とおんぶばった(右)

入れ物に砂や土を入れます

メスのバッタを、砂や土を入れた容器に入れるだけです。
オスは入れなくていいです。(野外でつかまえたバッタはたいてい交尾済です)

しばらくすると、こんなふうに、穴を掘りはじめます。

しっぽの先で、穴掘りをします。

産みはじめたかな、と思ったら、あれ? しっぽを引き抜いて、また別の穴を掘りはじめます。

掘った跡がいっぱい。でも、卵は産みませんでした。

土が浅すぎて、ダメなのです。

小さなオンブバッタですら、2cmくらいでは、ぜんぜんダメ😣

できるだけ深いところに産みます

そこで、入れ物を変えて、5cmくらい、砂を入れてみました。

せまいところはイヤかな。なかなか産んでくれません。

大きなバッタだと、もっと大きな入れ物がいいですね。
1.5リットルのペットボトルの上部を切り取ると、使いやすいと思います。

次の日に見てみると、産んでました!😀

けっこう、深い。浅いタッパーだと産まないはずです。
精一杯、お腹を伸ばして、できるだけ、深いところへ産むんですね。よくがんばりました。

一つの穴にたくさんの卵をまとめて産みます。
一つ一つの卵は、卵の黄身のような黄色で、バナナみたいに細長い形をしています。
卵のまわりは、泡でつつまれています。きっと、寒さ暑さ、乾燥から守るのでしょう。カマキリの卵みたいです。

こちらはコバネイナゴ。体が半分埋まるくらい、掘っています。砂だと柔らかすぎるのかも。

切り花を生ける「オアシス」に、コバネイナゴとマダラバッタを入れてみました。穴を掘ろうとしても、すぐにあきらめてしまいました。これだと硬すぎるようです。
ある日、一つだけ、穴が開いていました。掘っているシーンは見られませんでしたが、頑張ったのですね!

続編も、お楽しみください。

2020年10月24日むしバッタ

Posted by やぎ